ゆるゆるシンプルライフ

シンプルな暮らしを目指して試行錯誤中。夫と子どもの3人暮らし。日々の暮らしについてや感じたことを綴ります。

女3人旅。初めての八ヶ岳登山は濃霧の北横岳・縞枯山周回コース。

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みなさん、こんにちは!なおです。


今年の夏は日帰り可能な北八ヶ岳の北横岳へ行ってきました。標高は2,480mと高いですが、ロープウェイを利用し2,230mまで行くことができます。調べたところによると、「北横岳往復であれば初心者の方や体力に自信のない方にもおすすめ」と書かれていました。


昨年は初心者の友人とふたりで入笠山トレッキング。今年はメンバーがひとり増え3人に。(実は密かにメンバーを増やしています。友人も登山を好きになってくれて嬉しい)「今年はもう少しレベルアップしたいね」と、この北横岳を選びました。


▼入笠山トレッキングの様子はこちらから
富士見パノラマリゾートからゴンドラを使って、夏の入笠山ハイキング - ゆるゆるシンプルライフ

まずは北八ヶ岳ロープウェイを目指す


北八ヶ岳ロープウェイは中央自動車道諏訪ICより約25km(40分〜50分)。だんだんと山道になっていくので、車酔いする方は酔い止めを飲んだほうがいいかもしれません。なお細くて通行できないような道はありませんでした。


山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります。ありがたいことに友人のJAF会員で割引がありました(公式HPには載っていないようですが、確か200円ほど安くなりました)モンベル会員も本人のみ割引がありますので、会員の方はチケット購入時にカードをお見せください。



公式HPよりhttps://www.kitayatu.jp/



ロープウェイの運行時間は下記のとおりです。帰りは混雑しており、10分間隔で運行していました。係のおじちゃんと話していたら「100人乗れるところ、コロナで50人にしているからね。お待たせしてごめんね」と言っていました(2022年8月14日時点)帰りは悪天候にも関わらず30分以上並んだので、登山・散策後は早めに山頂駅に戻ることをおすすめします。



公式HPよりhttps://www.kitayatu.jp/

山頂駅は夏でも肌寒い。電波もつながりづらい。


この日が生憎のお天気ということもありましたが、標高が高いこともあり、山頂駅は涼しく感じました。その日のお天気や時間にもよりますが、登山の場合は防寒対策を、観光の場合でも羽織れるものを持っていくことをおすすめします。


またこの時点で携帯電話の電波もつながりにくくなります。アプリなどで登山届を提出する場合は、山麓駅で済ませておくと安心でしょう。

坪庭散策をしてから登山スタート


坪庭は観光の方でも入れるエリアです。ルートもわかりやすく、迷うことはないでしょう。思いのほかゴツゴツしていて歩きづらい印象を受けました。


坪庭だけだと平坦で、「もしかして北横岳って楽勝?」と思いきや、やはり急登が始まりました。特に北横岳ヒュッテを過ぎたあたりからはかなりしんどかった(笑)初心者向けとは言いつつも、やはり基本的な体力は必要。

坪庭から見た山頂駅。少し晴れ間がある。



北横岳ヒュッテを過ぎたら傾斜がきつい
山頂は何も見えない

お天気が良ければ山頂でラーメンを食べる予定でしたが、霧で何も見えない上に風が強すぎて断念。おそらく火がつかないと思われるほどの風でした。風に当たっているとどんどん体感温度が下がっていくので、やはり雨具や防寒具は必須。




北横岳ヒュッテまで戻り、ベンチでラーメンを食べてパワーチャージ。山頂以外でランチができるのはこのあたりだけだと思われます。ヒュッテの中に入ることはできませんが、100円でお手洗いを使うことができます。


坪庭まで戻り、縞枯山を目指す



北横岳の山頂では霧で全く何も見えず、縞枯山の山頂へ着く頃にはどうにか天気が良くならないかと祈りながら下山します。縞枯山荘付近で太陽が出てきて、歩きやすい木道の上ということもありテンションアップ。

この晴れ間は一瞬だった。笑


しかしながら縞枯山への道のりは急登&苔で滑りやすく「しんどい」しか言葉が出てこなくなる(笑)下るのは怖いなと思うほどの斜面で、余裕がなく写真を撮るのを忘れました。だんだんとお天気は怪しくなり、縞枯山の山頂は真っ白。ここは眺めがないので、少し先の展望台まで行ってみるも霧&強風。友人ふたりは展望スポットへ登って行きましたが、わたしは怖いのでやめました。(ジェットコースターでもなんでも、自分が嫌だと思ったらひとりでも下で待つタイプ。良くも悪くも周りに惑わされない。笑)



きた道を戻るのは怖いので、茶臼山方面に下るコースを選びました。等高線を見る限り少し緩やかでしたが、なにせほとんど人がおらず物寂しい雰囲気で、とにかく早くこの山を早く降りたいと強く思いました。女3人なので話をしながらでなんとか気が紛れましたが、早く人に会いたかった(笑)

無事下山。高い山はお天気の影響をもろに受ける



熊笹の中の木道をとおり、ようやく無事に山頂駅に辿り着きました。この時点では霧で真っ白。そしてロープウェイに乗る長い列ができていて、この間にぐんぐん寒くなってきます。わたしはかなり寒がりということもあり、フリースの上にマウンテンパーカーという冬スタイル。



朝の時点では「てんきとくらす」でもAだったのに、終わってみればほぼ修行となった北横岳登山。女3人でわいわい登ったので悲壮感がいくらか減りましたが、良いお天気のときに登りたい。今回はこのあとに諏訪湖の温泉旅館に泊まる予定があったので頑張れたというのもある。


北横岳周辺は道もわかりやすいので迷う心配はないと思いますが、人気がなくかつ道もわかりにくいとなると、このように濃い霧が出たら怖いかもしれません。(雨が降らないだけよかった!と前向きに受け止める)

さいごに


今回はお天気に恵まれず、少し残念な登山となりましたが、予定していたコースを歩き切ることができ達成感は得られました。しかしながらお天気次第では初心者向けとは言いながらも過酷な状況になりうることを学び、しっかりとした装備で登山に臨むことの大切さを改めて感じました。また早めに切り上げるなど状況を見て判断が必要ですね。(遭難したときはどうしたら良いかなどを友人たちに話すきっかけにもなりよかったと思う。わたしは心配性なので本やYouTubeで遭難事例をめちゃくちゃ調べている。笑)


▼この日のお宿は諏訪湖の朱白^^
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